ドル円は161円台後半、米10年債利回りが急上昇【2024年7月2日】
ファンダメンタル分析
米トランプ氏の免責特権の一部を最高裁が認定
米10年債利回り上昇により、ドル円は161円台後半
ドル円テクニカル分析
ドル円は161円台後半まで続伸した。円高要因がほとんどない中、米10年債利回りが続伸し、長期金利が上昇したことが要因と考えられる。米長期金利の上昇によって、日米金利差が意識されることになり、ドル円は上昇した。
事実上、ドル円は青天井に近く、米FRBが金利を引き下げるなどの対応がない限り、ドル買い需要は続きそうだ。ただ、米株が伸び悩んでおり、やや先行き不透明感がある。また、トランプ前大統領が当選する可能性が高まり、ドル買い需要が高まったこともある。
次に目指す目標価格は162円となりそうだ。さらなる円安基調の継続に警戒したい。
【ドル円/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
1時間足のドル円チャートを分析すると、52移動平均線が支持線として機能している。161.72円の高値を付けたあと、161円台前半に反落したものの、小幅な下落にとどまっている。本日も161.72円を上抜けするかに注目したい。
ただ、日足ではRSIが70を上回っており、そろそろ調整の動きがでてもいいと考える。積極的な買いは控えて、様子見をしたい。
デイトレード方針は162円で逆張りで売りを仕掛けてみたい。162.25円でストップ、161.65円で決済とする方針。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
162円・・週足抵抗線
【ドル円/1時間足】
市場センチメント
USDJPY 売り:75% 買い:25%
今週の特集通貨ペア(NZDJPY)
ニュージーランド円は98.35円の高値を付けて反落。利益確定の売り注文が増加したのかもしれない。ADXを分析すると、トレンドは強いものの、上昇の勢いが弱まっている。RSIは66付近で推移しており、RSIの高値が更新できていない。ここからも、上昇の勢いが弱まっていることが分かる。
一方、ドル円は161円台後半になるなど、円安基調が健在だ。161円後半で調整の動きが発生する可能性もある。当分、ニュージーランドや日本で大きなイベントの予定はないため、テクニカルが意識されやすい。
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間豪金融政策委員会議事要旨10:30FRBパウエル議長発言22:30米JOLT求職23:00
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。
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