ドル円が一時144円に迫る、米大幅利下げでリスク資産が買われる【2024年9月20日】
ファンダメンタル分析
米株価指数が史上最高値を更新、米大幅利下げでリスク選好
ドル円は一時144円手前まで上昇、ウェッジを形成中
英中銀は金利据え置きを決定、本日は日銀金融政策決定会合
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は大きな視点で見ると、ウェッジを形成している。ウェッジには継続型と反転型の2種類があり、今回どちらに該当するのかは、まだ断定はできない。しかし、安値が切り下がっているにもかかわらずMACDが上昇しているダイバージェンスが出現している。もしかしたら、反転型かもしれない。
本日は日銀金融政策決定会合が開催され、政策金利据え置きとなる見通し。円高ムードが一服しそうだ。ただ、日銀総裁がタカ派コメントをすれば、円高に一気に傾く。世界の主要中央銀行で、利上げサイクルになるには日本のみ。少しでもタカ派であれば円高に傾く。
本日は143.75円を上抜けするのかに注目したい。上抜けすれば144.50円付近まで上昇する可能性がある。しかし、戻り売りも強くなると予想されるため、慎重になりたい。
【ドル円/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
1時間足のドル円チャートを分析する。143.75円を高値とするダブルトップが形成されている。売り圧力も相当強い。ただ、米株が最高値更新しており、ドル高にもなりやすく、方向感が分かりにくくなっている。ファンダメンタルでいえば、利下げによってドル売りとなるが株式市場は上昇しやすくなるので、難しい。
とりあえずは、日銀政策決定会合の結果と総裁記者会見を見守りたい。
デイトレード方針は様子見。総裁会見後の動きを見て、流れに付いていきたい。ウェッジをブレイクすれば144.50円付近までの上昇を予想し、スキャルピングや短期売買をしてみたい。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
143.75円・・1時間足のダブルトップ高値/日足28日MA
【ドル円/1時間足】
市場センチメント
USDJPY 売り:34% 買い:66%
本日の重要経済指標
済指標やイベント日本時間日本消費者物価指数8:30日銀金融政策決定会合&政策金利発表12:00日銀総裁記者会見15:30英金融政策関係要人発言18:30カナダ中央銀行総裁講演21:30ラガルドECB総裁講演深夜0時
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。
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シュウ・フジヤス・ジュニア氏のインタビュー記事
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リスク免責事項
本分析は教育目的のみであり、投資助言ではありません。外国為替およびCFD取引には大きなリスクが伴い、すべての投資家に適しているわけではありません。過去の実績は将来の結果を示すものではありません。
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