ドル円はドル高と円高のせめぎ合い、日銀政策決定会合が明日に迫る【2025年1月23日】
ファンダメンタル分析
トランプ政権は次々と大統領令を施行、関税関連は検討中
日銀政策決定会合が明日開催、ドル円は動きにくい
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は、2日続伸している。154円台まで下落したドル円だが、トランプ政権によるドル高圧力のかかりやすい政策により、ドル円は上昇している。ただ、上値を追う動きも限定的だ。
明日は日銀政策決定会合が控えており、利上げが予想されている。日銀総裁・副総裁がタカ派発言を相次いでおり、市場も既定路線だと捉え始めている。利上げがなければ、それこそサプライズになるが、利上げとなれば、円高圧力が高まりそうだ。
上昇トレンドラインを割り込むかどうかに注目したい。
【ドル円／日足】
デイトレード戦略（1時間足）
ドル円の1時間足を分析する。156.70円まで上昇したドル円だが、ここから買いエントリーはしにくい。とはいっても、利上げの発表があるまでは安心できない。動きにくい局面と言えるだろう。
短期逆張りの売りで本日は臨み、明日の日銀政策決定会合を迎えたい。
ピボットの抵抗線である156.90円、157.50円まで上昇すれば売りエントリー、158円を上回ればストップとしたい。
【ドル円／1時間足】
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
157.50円・・ピボットR2
156.90円・・ピボットR1
市場センチメント
USDJPY 売り：53％ 買い：47％
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間米失業保険申請件数22：30カナダ小売売上高22：30
Shu Fujiyasu Jr.（シュウ・フジヤス・ジュニア）
認定テクニカルアナリスト（CMTA）取得
国際認定テクニカルアナリスト（CFTe）取得
FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。
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シュウ・フジヤス・ジュニア氏のインタビュー記事
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