ドル円は149円台に急落、リスクオフと日銀利上げ観測が影響か【2025年2月21日】
ファンダメンタル分析
ウクライナの停戦交渉で、ゼレンスキー大統領とトランプ大統領が確執
米個人消費が落ち込みの動き、ドル売りが重なり円高が強まる
日本消費者物価指数は上昇し4%、利上げは9月までを完全に織り込み
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は200日移動平均線を明確に割り込み、149円台前半まで下落した。これは昨年12月以来の水準であり、日銀の利上げ観測上昇を反映している動きとみなせる。
背景としては日本の賃金上昇に加え消費者物価指数の上昇が加速しており、前年比+4.0%、食料を除くコアCPIが+3.2%と、予想を上回る水準となっている。米国も日本の低金利を指摘しており、政治面からも金利上昇につながりやすくなっている。
ドル円は149円台になったが、今後も円高基調が続きそうだ。目安としては148.65円を予想する。一方、RSIが30で反発しており、来週は日本市場が休場のため、一度戻り高値を形成する動きがあるかもしれない。
【ドル円/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
1時間足のドル円チャートを分析する。ドル円は149.25円の安値を付けた後、反発。1時間足ではパラボリックの買いサインが点灯しており、戻り高値を形成する動きになっている。RSIを見ると、安値が徐々に切り上がっていることが確認できる。買いと売りが交錯している状況だ。
149円台の前半を試したことで一服感もある。150円程度まで上昇し、反落するかどうかに注目したい。
デイトレード方針は戻り売り。150円の雲下限で売り指値。149.25円を決済目標とする。150.85円を上抜ければストップとしたい。
【ドル円/1時間足】
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
149.25円・・直近安値
市場センチメント
USDJPY 売り:32% 買い:68%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間日本全国コアCPI 8:30英小売売上高16:00米製造業購買管理者指数23:45米中古住宅販売戸数深夜0時ミシガン大学消費者信頼感指数深夜0時米カナダ中央銀行マックレム総裁発言翌2:45
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。
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シュウ・フジヤス・ジュニア氏のインタビュー記事
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