ファンダメンタル分析

• ドル円は159円台が間近、160円も現実味
• 日銀が動かなかったことが背景、為替介入もしにくい地合い
• 米経済指標が弱めの結果に、利下げ観測の高まりでゴールド上昇

ゴールドテクニカル分析

ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは28日移動平均線を上回り、2361ドル付近まで上昇している。3つ目の「ヘッド」に該当する2388ドルを上抜けるかが注目される。これまで、「ヘッド&ショルダー」の形成が見込まれていたが、ネックラインを割らずに、3つ目の高値を上回った場合、今後の見通しを変更する必要が出てきそうだ。

米経済指標が弱まったことで、ゴールドに再び資金が流入している。2387ドルを上抜ければ、2393ドルの月足単位の抵抗線が控える。2400ドル台は来週に持ち越しとなりそうだ。

デイトレード戦略（1時間足）

1時間足のゴールドチャートを分析する。もみ合い相場が継続していたが、安値が切り上がり、昨日に2338ドルの抵抗線をブレイクアウトして2364ドル付近まで急騰。上昇の勢いがある。目指すのは2387ドルの高値と予想する。

デイトレード方針は基本的には押し目買い。2352ドル付近まで下落すれば、積極的に買いたい。2348ドル割れでストップ。2385ドルで決済とする。

サポート・レジスタンスライン

今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。

2352ドル・・月足の支持線

市場センチメント

XAUUSD　売り：60％　買い：40％

今週の特集通貨ペア（USDCAD）

米ドルカナダドルは下落している。原油が続伸しているため、カナダドルが買われやすくなっている。また、米経済指標が軒並み弱めの結果となった。その影響で米ドルが売られやすくなっている。28日移動平均線を割っており、90日移動平均線や上昇トレンドラインまで下落するかどうかに注目したい。

本日の重要経済指標

Shu Fujiyasu Jr.（シュウ・フジヤス・ジュニア）

認定テクニカルアナリスト（CMTA）取得
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