ドル円に再度為替介入か、トランプ氏が銃撃を受けて負傷【2024年7月15日】

2024年7月15日

Markets Analysis

ファンダメンタル分析

  • ドル円は159円台から157円台に急落、金曜日にも為替介入か
  • トランプ氏が銃撃を受けて負傷、世界のトップニュース
  • 為替相場はドル高で反応、どこまで影響するかは不明

ドル円テクニカル分析

ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は2日続落した。現在はテクニカル的に見て、重要な局面となっている。52日移動平均線に接近しており、上昇チャネルの下限に位置している。

RSIは50を下回っており、1ヵ月ぶりの水準となっている。ココで反発できれば、前回と同様に高値更新を狙っていくだろう。上昇チャネルを割るようであれば、円高基調への転換も視野に入る。しかし、根本的なファンダメンタルは変化していないので、月末の日銀会合待ちか。

トランプ氏銃撃事件は世界のトップニュースになった。為替市場はドル高となっている。為替市場に今後も影響を与えるのかは、見通せない。今後の推移を見守りたい。

【ドル円/日足】

デイトレード戦略(1時間足)

1時間足のドル円を見ると、157.39円の安値を付けており、朝は上方向への窓開けとなった。売られすぎになっているため、反発があると思われる。

ココからさらに売りエントリーをするのは、やや怖い。日足の上昇チャネル、52日移動平均線で反発すると期待して、押し目買いの方針としたい。

エントリーは157円80台になれば買い。158.80円で決済。157.39円を下回ればストップとする。

サポート・レジスタンスライン

今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。

158.80円・・月足ピボットポイント

157.39円・・直近安値

【ドル円/1時間足】

市場センチメント

USDJPY 売り:60% 買い:40%

本日の重要経済指標

経済指標やイベント日本時間
NY連銀製造業景気指数21:30
パウエルFRB議長講演翌1:00

Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)

認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得

FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。

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