ドル円は小幅上昇、米CPIは緩やかなインフレ鈍化を示す【2024年8月15日】
2024年8月15日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- 米CPIは市場予想とほぼ一致、緩やかなインフレ鈍化を示唆
- 緊急利下げは否定、株価指数は上昇
- ドル円は146円まで下落も反発、147.25円付近で推移
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円の急落相場の後、147円台まで上昇するも、148円は重たい展開が続く。米CPIによって方向感が付くと予想されたが、小幅な動きにとどまった。米インフレ鈍化を示唆する結果となり、利下げ方向には違いないが、緩やかに利上げをすると考えられる。
ドル円はレンジ相場を形成しており、146円~147.80円のレンジを形成。レンジ相場を上抜けすれば、フィボナッチリトレースメントの38.2%に該当する148.50円付近まで上昇する可能性がある。
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足を分析すると、レンジ相場を形成していることが理解できる。日足のフィボナッチリトレースメントの23.6%が支持線となっており、レンジ下限。148.60円付近より上値は非常に重たく、レンジ突破ができない。
本日は米失業保険申請件数が発表され、雇用状況を知る手がかりとなる。
デイトレード方針は147.80円で売りエントリー。146.50円で買いエントリーのレンジ戦略としたい。それぞれ、20Pips程度の逆行でストップとする。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
147.80円・・レンジ相場上限
市場センチメント
USDJPY 売り:49% 買い:51%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
日本GDP | 8:50 |
豪雇用統計 | 10:30 |
英GDP | 15:00 |
米小売売上高 | 21:30 |
米失業保険申請件数 | 21:30 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
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