ドル円は円安ドル高、148円を目指すのか【2024年9月3日】

2024年9月3日

Markets Analysis

ファンダメンタル分析

  • 前日は米休場、ドル円は円安ドル高が進む
  • ドル円は円安ドル高が進む、材料がないが本日から米指標多数

ドル円テクニカル分析

ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は28日移動平均線を上回っており、円安ドル高基調が継続している。フィボナッチリトレースメントの23.6%を上回り、148円を目指しているようだ。フィボナッチリトレースメントの38.2%は、149.50円なので、到達するには時間が掛かる。

また、米雇用統計をはじめとする重要経済指標が次々と発表されるため、円安がこのまま継続するかは分からない。今は調整の上昇と見ており、反落する可能性はいつでもある。米経済が悪化していることを示唆するような数値が出れば、一気にドル売りが進みそうな雰囲気だ。

RSIも50付近になっているため、戻り売りが出るころ。警戒したい。

【ドル円/日足】

デイトレード戦略(1時間足)

ドル円の1時間足チャートを分析する。ドル円は28移動平均線を支持線として上昇している。RSIは62になっており、昨日の高値は147.17円。直近の高値を更新するかどうかがポイントだ。

日足を見ると、RSIが50に接近しており、反落ポイントとなりやすい。積極的に買うには心細い材料しかない。現状、戻り売り方針としたい。

具体的には148円付近での売り。28MAでの決済の流れを考える。ストップは148.35円。

サポート・レジスタンスライン

今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。

148円・・主要な抵抗線

【ドル円/1時間足】

市場センチメント

USDJPY 売り:52% 買い:48%

本日の重要経済指標

経済指標やイベント日本時間
スイスGDP16:00
米ISM製造業購買担当者景気指数23:00

Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)

認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得

FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。

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