ドル円は急落、米株安と日銀総裁発言が影響【2024年9月4日】
2024年9月4日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- 米株価指数は大幅下落、ナスダックは3％を超える
- 日銀総裁は利上げ方針に改めて言及、銀行株は上昇
- 日経平均株価全体を見ると弱め、円高と利上げで輸出銘柄が売られる
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は下落トレンドの途中での調整局面となっていた。しかし、支持線はフラット、高値切り下がり、高値付近での大陰線の出現など、下落シグナルがたくさん出ている。
日足で見ると、焦点となりそうなのは、143.50円の支持線を再び割るかどうかだ。昨日、日銀総裁が利上げに言及し、円高となった。米株価指数も大幅下落し、米雇用統計に備えている。本日も前日の株安・円高の流れを引き継ぐと考えている。
デイトレード戦略（1時間足）
ドル円の1時間足チャートを分析する。ドル円は28移動平均線が意識されているようだ。前日の日銀総裁の発言を受けて円高。株価安の影響も受けて、円高の動きに拍車をかけることになりそうだ。
本日のデイトレード方針は売り。新規売りを仕掛けても良い局面となる。積極的に売りを仕掛けてみたい。第一目標は144.50円、第二目標は144.35円。最終目標は143.50円とする。リスク許容度に合わせて目標値を考えてみるのがおすすめだ。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
143.50円・・主要な日足支持線
市場センチメント
USDJPY 売り：43％ 買い：57％
本日の重要経済指標
| 経済指標やイベント | 日本時間 |
| 豪GDP（予想：前年比1.1％） | 10：30 |
| カナダ政策金利発表（予想：0.25％引き下げ） | 22：45 |
| 米JOLT求職 | 23：00 |
| カナダ中銀記者会見 | 23：30 |
Shu Fujiyasu Jr.（シュウ・フジヤス・ジュニア）
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