ゴールドは上昇基調、利益確定売りと押し目買いの攻防【2024年10月17日】
2024年10月17日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- 米雇用統計やインフレ率を受けて金利上昇、ゴールドは下落
- 中東情勢が意識され安全資産としての需要はあり
- 季節アノマリーとして年末にかけて買われやすい傾向
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは上昇基調を維持しており、最高値更新はできなかったものの、目前まで迫る勢いで上昇している。現在は、2675ドル付近で推移している。10日移動平均線が26日移動平均線に接近しているが、反発するかどうかが今後の焦点だ。
上昇基調が維持されれば、2700ドル台にトライする可能性が十分考えられる。大きな視点で見ると、上昇チャネルを維持しており、上昇チャネル上限では反落する可能性が高くなる。
大統領選を控えて神経質な展開となっている。「もしトラ」リスクにも十分注意したい。
デイトレード戦略(1時間足)
1時間足のゴールドを分析する。直近で10移動平均線が支持線となり、反発している。RSIを分析すると、50で反発した後、緩やかではあるものの、再び上昇基調となっている。2685ドル付近で大きな包み足が出現しており、利益確定売りの動きが強いことも確認できるだろう。市場センチメントをみても、売りポジションが多くなっている。
ただ、2685ドルをブレイクアウトすると、一定のストップロス注文が発生するため、予想以上に上昇基調に勢いがつく可能性もある。
デイトレードとしては難しい相場だが、一度買ってみたい。2670ドル付近でポジション保有できればベスト。決済は2685ドル、2700ドルの2つとしたい。ストップは1時間足の直近安値2665ドルとしたい。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
2740ドル・・月足抵抗線
2563ドル・・週足フィボナッチ161.8%
市場センチメント
XAUUSD 売り:62% 買い:38%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
豪雇用統計 | 9:30 |
米失業保険申請件数 | 21:30 |
米フィラデルフィア連銀製造業景気指数 | 21:30 |
米小売売上高 | 21:30 |
米原油在庫量 | 23:00 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
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