ドル円は151円台後半で推移、米大統領選を意識したドル買いか【2024年10月22日】
2024年10月22日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- ドル円は150円後半に上昇、選挙トレードが意識
- 為替相場全体でドル買いが進行中、株価指数は利益確定売り
- ドル円は151円台に強い抵抗線、10日MAが支持線
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は151円に迫る勢いで上昇している。強い相場のときは10日MAが支持線となる傾向があり、今回も10日MAで反発上昇し高値更新していることが確認できる。
直近の大きな下落トレンドにフィボナッチリトレースメントを描画すると、50%(半値)に該当するのは150.70円。基本的に半値は重要ラインであり、戻り売り圧力が最も強まる価格帯と言える。また、151.070円は月足ピボットの抵抗線R2であり、非常に強い抵抗線となる。
MACDをみると、シグナル線をMACDヒストグラムが下回りつつあり、上昇基調がやや衰えてきているのかもしれない。151.070円を明確に上回るかが焦点となりそうだ。
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足チャートを分析する。1時間足でもドル円は10MAを支持線として上昇している。150.88円まで上昇し、達成感もあってか、利益確定売りの動きが見られる。240MAが意識されている点も興味深い。
米株価指数も調整の売り相場になり、ドル円も上昇が一服するのではないかと考える。151円付近に跳ねたところを逆張りだが売ってみてもいいだろう。
デイトレード方針は151.07円で新規売り。151.25円でストップ。150.35円を目安に利益確定をしたい。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
151.00円・・ラウンドナンバー/月足抵抗線
150.30円・・フィボナッチ50%
市場センチメント
USDJPY 売り:75% 買い:25%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
日銀コアCPI | 14:00 |
ドイツ連銀総裁ナーゲル氏講演 | 22:15 |
BOEベイリー総裁講演 | 22:25 |
FOMCメンバーハーカー氏講演 | 23:00 |
ラガルドECB総裁 発言 | 翌4:15 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
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