ドル円は151円台に上昇、日米金利差を再び意識か【2024年10月23日】
2024年10月23日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- ドル円は151円台に上昇、米10年債利回り上昇で米金利上昇
- 米金利上昇とゴールド上昇が同時発生、リスクオンとリスク回避が交錯か
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は151.12円まで上昇しており、240日移動平均線が目前まで迫っている。10日MAが支持線として機能しているものの、大きな抵抗線にぶつかることで調整売りになる可能性がある。
上昇ペナントを上抜けしたが、240日MAが大きな抵抗線として上値を抑える可能性がある。一方、米金利が急騰して4.2%台に到達、7月下旬以来の水準となっている。240日MAを上抜けた場合、次の抵抗線は151.90円と予想する。
デイトレード戦略(1時間足)
1時間足のドル円チャートを分析する。ドル円は10MAが支持線になっていることが確認できる。これは強いトレンドが発生している証拠となる。現在、151.12円付近で推移しており、上昇基調を維持している。
昨日、151円到達後に150.60円まで反落し、一定の売り指値を消化したと考えられる。執筆時点では2回目の151円台トライとなる。151円台には151.35円、151.90円の強い抵抗線が存在するため、152円台に到達するには時間が掛かると考える。しかし、選挙トレード期間なので、予想するのが難しいのが現状だ。
基本的には米金利が上昇しているため、押し目買い戦略がいいと考える。エントリーは150.65円、決済は151.35円と151.75円、ストップは昨日の安値より下の価格帯である150.45円としたい。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
150.50円・・昨日の安値
151.35円・・240日MA
151.90円・・過去の重要節目価格
市場センチメント
USDJPY 売り:68% 買い:32%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
FOMCメンバー、ボウマン氏発言 | 22:00 |
カナダ政策金利 | 22:45 |
米原油在庫量 | 23:30 |
カナダ中銀総裁記者会見 | 23:30 |
NZ準備銀行総裁講演 | 翌2:00 |
英中銀総裁講演 | 翌5:30 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
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