ドル円は200日移動平均線を上回る、押し目買いが焦点【2024年10月25日】
2024年10月25日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- 日銀総裁は政策判断の時間的余裕はあると記者会見でコメント
- 週末に衆院選挙、与党が過半数を上回るかが焦点
- 与党が過半数割れとなれば円安が加速する可能性
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は200日移動平均線が支持線として機能するかが焦点となる。ボリンジャーバンドの+2σ線にタッチして反落した。ドル円を左右する要因の1つが今週末に実施される衆院選だ。
10年以上安定して与党が圧勝してきたが、今回は過半数割れの可能性も指摘されており、結果がどうなるか分からない。与党が過半数割れとなれば、日銀の追加利上げが難しくなる。そうなれば、円安に拍車がかかる可能性があり、注目度が高くなっている。
過半数割れとなった場合、159円~160円台への円安もシナリオにいれたい。週末のポジション持ち越しには注意したい。
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足チャートを分析する。ドル円は直近の上昇相場のフィボナッチリトレースメントを意識している。現在、38.2%が支持線となっているが、急激に上昇した相場であったため、50%に該当する151.13円付近まで下落する可能性もある。
しかし、200日移動平均線が151.40円に推移しているため、押し目買いも強いだろう。しばらくは売り圧力と押し目買いの攻防が続きそうだ。米金利の動向を見ながらの推移になりそう。
デイトレード方針としては押し目買いとしたい。エントリーポイントは151.40円、151.13円の2つとする。決済ポイントは153円、ストップは150.60円とする。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
151.40円・・200日移動平均線
151.130・・フィボナッチ50%
市場センチメント
USDJPY 売り:67% 買い:33%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
米コア耐久財受注 | 21:30 |
米ミシガン大学消費者信頼感指数 | 23:00 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
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