ドル円は直近高値を更新、155円に迫る勢い【2024年11月13日】
2024年11月13日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- ドルインデックスは5ヵ月ぶりの水準に到達
- 155円台は大きな抵抗帯が存在
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は154.95円まで上昇し、155円に迫る勢いで反発・上昇している。大陽線のあとに下落し、その後に大陽線の高値を上抜けする形状となっており、上昇基調の継続を示唆する。
現在、ボリンジャーバンドの+2σ線にタッチしており、やや上値が重たい印象。フィボナッチエクスパンションの161.8%を意識して反発しており、次の目標上値は256.8%の159円台と予想できる。
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足チャートを分析する。ドル円は90移動平均線が意識されているようだ。90移動平均線で反発後、154.95円まで上昇している。現段階では90移動平均線が右上がりになっておらず、横ばい推移している。チャートの形状を見る限り、上昇継続と捉えてよいだろうと考えている。
上値目安は155.60円であり、155円台は抵抗が強くなりそうだ。米株価指数も昨日は調整の動きとなったため、155円台になれば利益確定売りもでるだろう。
デイトレード方針は、高値に引きつけて、逆張り売りをしてみたい。具体的には155.50円で売りエントリー、154.90円で決済。155.75円を上回れば損切りとする方針。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
155.60円・・月足単位の抵抗線
市場センチメント
USDJPY 売り:68% 買い:32%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
米CPI | 22:30 |
FOMCメンバーウィリアムズ氏講演 | 23:30 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
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