ドル円は156円台まで円安、パウエルFRB議長は利下げを急がない姿勢【2024年11月15日】
2024年11月15日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- パウエルFRB議長は利下げ急ぐ必要ないとコメント
- 米金利は4.5%付近に、日米金利差拡大を意識し円安ドル高
- ドルインデックスは5日急伸、米ドル買いも続く
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は155.60円の抵抗線を上抜け、156.25円まで上昇している。200日移動平均線が支持線として機能していることがはっきりと確認できる。また、短期GMMAと長期GMMAの間隔が開いており、上昇基調の強さが分かる。
米FRB議長は利下げを急ぐ必要はないとコメントし、日米金利差を意識した円安ドル高となっている。さらに、米ドル買いも継続しており、ドル円は上昇トレンドが強い。
ADXを見ると、ADXは42、+DIは33となっており、トレンドの強さを示唆している。今後、注目したい価格帯は156.85円、それを上抜ければ159.34円が強い抵抗線となると予想する。
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足チャートを分析する。156円が抵抗線として機能し、一時155.60円まで下落したが反発。FRB議長のタカ派発言で円安に一気に傾いた。長期GMMAの間隔が開いており、非常に強い上昇トレンドとなっている。
一方、ADXは27、+DIは21となっている。
デイトレード方針としては押し目買い。156.15円で買いエントリー、156.80円で決済。ストップは156円割れとする。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
159.34円・・月足単位の抵抗線
156.85円・・週足単位の抵抗線
155.60円・・過去の主要な支持帯
市場センチメント
USDJPY 売り:63% 買い:37%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
日本GDP | 8:50 |
英国内総生産 | 16:00 |
米小売売上高 | 22:30 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
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