ドル円は急落、米小売売上高良好で利下げ観測が後退【2024年11月18日】
2024年11月18日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- ドル高トレンドに一服、ドル円は高値圏で包み足を形成
- 米小売売上高が大幅上方修正、12月の利下げ観測が和らぐ
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は156.75円の高値を付けるも、ドル高の流れが一服し反落。154円台まで修正されることとなった。米小売売上高が大幅上方修正されたことで利下げ観測が後退したことが米株価を下押しし、ドル円も連動して下落した。
高値圏で包み足を形成しており、円高圧力が強まっている。240日移動平均線が支持線として機能しているが、もう一度下押しする可能性がある。直近では153.880円を下回るかどうかに注目したい。
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足チャートを分析する。ドル円は155円がピボットポイントとなっており、155円を上回れるかが本日の焦点となりそうだ。一時RSIで30未満になったため、240移動平均線で反発したが、240移動平均線を割り、153.86円を下回れば下落トレンドが発生することになる。
通貨強弱をみても、本日は円が米ドルよりも相対的に強くなっている。
デイトレード方針としては、難しい相場ではあるが、トレンドについていきたい。売りエントリーし、152円付近までは断続的に売り回転できると考える。しかし、155円を上回れば、方針を考え直す必要がありそうだ。臨機応変に対応したい。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
155.00円・・ラウンドナンバー/ピボットポイント
153.86円・・先週の最安値
市場センチメント
USDJPY 売り:52% 買い:48%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
ドイツ連銀総裁講演 | 17:00 |
ECB関係者要人講演 | 22:00 |
ラガルドECB総裁講演 | 翌3:30 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
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