ゴールドに押し目買い、米がロシア領内へのミサイル使用許可と報道【2024年11月19日】
2024年11月19日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- 米はウクライナにロシア領内への長距離ミサイル使用許可
- ゴールドは押し目買い、フィボナッチとトレンドラインに反応
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドはフィボナッチリトレースメントの50%に該当する2535ドル付近まで下落。最高値から200ドル以上下落した。大統領選を通過した後の利益確定売りの動きも一服している。
50%のフィボナッチリトレースメント、さらにトレンドラインが重なり、2535ドルから2610ドル付近まで反発している。ドル高相場が継続しているが、38.2%を上回っており、2670ドル付近の23.6%まで上昇する可能性がある。
ファンダメンタルとしては、米がウクライナに対し、ロシア領内への長距離ミサイル使用許可という報道が影響し、安全資産としてのゴールドが買われている可能性がある。
デイトレード戦略(1時間足)
ゴールドの1時間足チャートを分析する。ゴールドは、2635ドル付近で大きく売り込まれ、その後、反発の勢いが強まっている。ボリンジャーバンドの+2σ線に沿って上昇しており、2625ドルを上回れば、2675ドルの高値を目指す可能性がある。
2615ドル、2627ドルの抵抗線を上回れるかが焦点だ。
デイトレード方針としては、新規買いエントリーで臨みたい。もし2600ドル付近に下落すれば、積極的に押し目買いできるだろう。直近の月足抵抗線である2635ドルを利益目標とする。ストップは2598ドルを割った段階とする。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
2536ドル・・直近安値
市場センチメント
XAUUSD 売り:50% 買い:50%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
豪中銀金融政策委員会議事要旨 | 9:30 |
BOEベイリー総裁講演 | 19:00 |
EU消費者物価指数 | 19:00 |
米住宅着工件数 | 22:30 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
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