ドル円は動かず、米財務長官にベッセント氏の起用発表【2024年11月26日】
2024年11月26日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- ヘッジファンドを率いるベッセント氏を財務長官に指名
- ウォール街との対話を意識するベッセント氏起用好感
- 株式市場と為替市場はリスクオンの動き
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は一目均衡表の基準線が支持線として機能しており、一時153円台に下落したものの反発している。ただ、上下にヒゲを形成しており、方向感がない状況だ。
米財務長官にベッセント氏が起用された。ベッセント氏はウォール街での長い経験を持つため、市場との対話ができると考えられる。そのため、トランプ政権の過激な政策のストッパーとなると期待されている。米株価指数は上昇しリスクオンの動きとなった。しかし、米ドルは売られた。
今後、一目均衡表の基準線を割り込むと、フィボナッチリトレースメントの61.8%に該当する153.30円が次の支持帯となる。RSIは55で推移しており、下落継続するかどうかは不明。
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足チャートを分析する。1時間足では狭いレンジ相場を形成しており、もみ合いとなっている。日足フィボナッチリトレースメントが意識されており、153.30円~153.50円で、少なくとも3回の反発が確認できる。
ただし、高値が徐々に切り下がっており、一目均衡表の雲も上値に控えているため、重い。リスク回避の動きで米ドルが買われ続けたため、巻き戻しの動きが継続するか。
本日のデイトレード方針は、逆張りで153.30円付近で買いエントリー、154円での決済という反発を狙いたい。153.30円を完全に割り、安値を更新するようであれば、売り方針に切り替えてトレンドを狙いたい。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
155.60円・・フィボナッチ38.2%
152.73円・・日足支持線
市場センチメント
USDJPY 売り:66% 買い:34%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
日銀コアCPI | 14:00 |
米消費者信頼感指数 | 深夜0時 |
FOMC議事要旨 | 翌4:00 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
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