ファンダメンタル分析

• 米株式市場が大荒れ、利下げ決定も来年以降は2回に減少
• ダウ平均株価は10日続落、47年ぶりの連続安
• ドル円は154.80円まで上昇、日銀会合の様子見が拡がる

ドル円テクニカル分析

ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は72日移動平均線で反発した後、155円に接近中。円安ドル高が顕著になっている。

米FRBは利下げを決定し、4.25%に政策金利を変更した。しかし、来年の利下げ予想回数が従来の3回から2回に変更されたことを、市場はタカ派と受け取り、米株式市場は大荒れとなり大幅下落した。

本日は日銀会合の結果公表と総裁会見が予定されている。0.25%の政策金利は据え置かれる予想となっており、今後も日米金利差が縮小する確率が低くなったことで円安となっている。

本日は円安になることが予想されるため、ポジション管理には注意したい。

デイトレード戦略（1時間足）

ドル円の1時間足チャートを分析する。ドル円はFOMC直後に大きく上昇し、155円台に接近している。本日の日銀会合では利上げ見送りになる予想であり、円安基調になる確率が非常に高い。

MACDヒストグラムの山が順調に大きくなっており、日足ADXもトレンドが強くなっていることを示唆している。1時間足ADXも強くなってくるのではないか。

デイトレード方針としては、押し目買い。利上げ見送りで円安になると予想し、下がったところを買ってみたい。しかし、ビッグイベントが終わるまでは様子見し、ロンドン時間以降の動きを見ながら156.75円付近まで買い戦略で臨みたい。

サポート・レジスタンスライン

今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。

156.75円・・日足の直近高値

155.550円・・節目価格

市場センチメント

USDJPY　売り：58％　買い：42％

本日の重要経済指標

Shu Fujiyasu Jr.（シュウ・フジヤス・ジュニア）

認定テクニカルアナリスト（CMTA）取得
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