円売り優勢でドル円上昇、一部は介入リスクを警戒【2024年12月24日】
2024年12月24日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- 円が弱くドル優勢、ドル円は157円台前半で推移
- 米消費者信頼感指数は低下、トランプ政権の関税導入も警戒
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は3日続伸しており、直近高値更新にトライしている状況だ。米消費者信頼感指数が低下し、PCEコア価格指数も減速していることが発表され、米利下げを後押しする内容となった。米株式市場にとっては有利となり、米株高につながる。
日銀が市場が期待していたほどタカ派ではなく、1月の利上げも厳しいのではないかと考える市場関係者もでてきている。円売りが進み、ドル円は157円台前半で推移。
ADXが62と、極めて高い数値になっている。方向感指数である+DIは36、-DIは3となっており、極めて強い上昇トレンドが発生していることが理解できる。
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足チャートを分析する。1時間足は転換線が支持線となって上昇していることが確認できる。介入警戒感はあるが、ファンダメンタルは円安ドル高だ。157.75円の高値更新ができるかどうかが焦点だろう。
クリスマス週であるため、取引量が少なくなる。投機筋に狙われやすい相場環境になるため、今後の動きに注意が必要だ。
基本的な方針としては、押し目買い。157.75円までを目標に、短期の買いトレードとしたい。スプレッドの広がりには注意が必要だ。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
158.45円・・節目価格
市場センチメント
USDJPY 売り:71% 買い:29%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
クリスマスイブ(米・英・豪・NZ・ドイツ休場) | – |
日銀金融政策決定会合議事要旨 | 8:50 |
豪中銀金融政策委員会議事要旨 | 9:30 |
米新築住宅販売戸数 | 深夜0時 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
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