ドル円は小幅推移、上値も重く下値も堅い相場【2025年1月10日】

2025年1月10日

Markets Analysis

ファンダメンタル分析

ドル円はこう着状態、上値も重く下値も堅く動けず
本日の雇用統計でレンジ突破期待

ドル円テクニカル分析

ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は158.55円まで上昇したものの続かず、157.50円まで下落。現在は158円近くでの推移となっている。転換線は上回っており、上昇基調を維持しているが、159円台は非常に重たい。

しかし、下落すると、押し目買いが入り結局ヒゲが形成される展開となっている。本日の雇用統計でこう着状態を突破できるかもしれない。米利下げ観測が後退すれば、ドル円は159円の壁を突破する可能性がある。

デイトレード戦略（1時間足）

ドル円の1時間足チャートを分析する。ドル円は雲の中で推移しており、もみ合い相場が続いている。本日は雇用統計を控え、ロンドン市場も静かになるのではないだろうか。介入警戒感もあり、なかなか積極的に売買できないのだろう。

本日は米雇用統計があるため、ロンドン時間まではレンジ相場が継続すると想定する。NY時間は雇用統計次第だ。

レンジ突破に期待したい。

サポート・レジスタンスライン

今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。

158.55円・・直近高値

市場センチメント

USDJPY　売り：65％　買い：35％

本日の重要経済指標

経済指標やイベント	日本時間
日本家計調査・消費支出	8：50
米雇用統計	22：30
カナダ雇用統計	22：30
ミシガン大学消費者信頼感指数	深夜0時

Shu Fujiyasu Jr.（シュウ・フジヤス・ジュニア）

認定テクニカルアナリスト（CMTA）取得
国際認定テクニカルアナリスト（CFTe）取得

FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。