日銀は0.25%の利上げを決定、リーマンショック前の金利水準に戻る【2025年1月27日】
2025年1月27日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- 日銀は0.25%の利上げを決定、2008年以来の0.50%の水準に変更
- ドル円に大きな混乱は見られず、事前リークによって市場は織り込み済
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は一時154.85円まで下落し、円高圧力が強まった。しかし、その後のNY市場ではショートカバーで156.57円まで上昇。材料出尽くしで売りがどんどん出るような相場にはならなかった。
日足を見ると、基準線が抵抗線となっており、上昇トレンドラインと雲が下値に控えている。テクニカル的に見ても、どの方向に推移していくのか、判断が難しい相場だ。RSIを見ると、50で反落しており、47となっている。154.50円~154.77円が強い支持帯として機能しており、その価格帯を下抜けできれば、150円台への下落シナリオが視野に入る。
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足チャートを分析する。ドル円は240移動平均線(過去1日の移動平均)が抵抗線として機能している。 日銀発表の後、ボラティリティが大きくなり、200Pips程度変動したが、大きなトレンドは発生せず、156円付近で終値を迎えた。
RSIは50となっており、方向性がないことを示唆。市場センチメントを見ると、わずかに売りポジションが多い状況だ。ファンダメンタル的に考えると、円高に向かう可能性がある。
月曜日も様子見ではあるが、引き付けて戻り売りという戦略を考えたい。156.45円付近で売り指値、156.60円でストップ。155.60円で決済という流れにしたい。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
154.85円・・1月24日の安値
154.77円・・直近最安値
市場センチメント
USDJPY 売り:56% 買い:44%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
ドイツ景気予測 | 18:00 |
米新築住宅販売戸数 | 深夜0時 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
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