ドル円は2ヶ月ぶりの148円台、米経済先行き懸念で円高に【2025年2月24日】
ファンダメンタル分析
米消費・住宅関連指標が弱めの結果、米株価が大幅下落
ドル円は日銀総裁の金利急騰けん制コメントを受けて150円前半まで回復
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は12月初旬以来の148円台に下落した。背景となったのが米経済指標の弱まり、米株価指数の大幅下落だ。日経平均先物も急落している。
これまでは米経済指標が強く、株価が安定していたが、やや懸念材料が発生している。インフレ期待は高くなっているものの、経済先行きが不透明になっており、株価の重しとなる。
ドル円は200日移動平均線を割り込み、直近安値をすでに更新。148.65円が次の重要な安値となる。RSIは50で反落後、30になっている。フィボナッチリトレースメントを大きな視点で描画すると、149.20円付近が50%に該当する。
明確に149円台を割り込み、149.65円の安値を更新していくかに注目したい。
【ドル円/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足チャートを分析する。ドル円は148.92円で反発後、149円前半で終値を迎えた。1時間足でもフィボナッチリトレースメントが意識されており、23.6%に該当する149.75円が戻り高値の目安となる。
ドルインデックスも下落傾向となっており、ドル売りが続いている。ドル円は引き続き戻り高値を売る方針としたい。デイトレード方針では149.80円で売り指値、148.65円で決済、150.30円でストップとする。
【ドル円/1時間足】
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
149.25円・・直近安値/フィボナッチレベル148.65円・・主要な安値
市場センチメント
USDJPY 売り:22% 買い:78%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間日本祝日(株式休場)–ドイツ連邦選挙–EU圏消費者物価指数19:00英中銀委員講演22:15
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。
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シュウ・フジヤス・ジュニア氏のインタビュー記事
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本分析は教育目的のみであり、投資助言ではありません。外国為替およびCFD取引には大きなリスクが伴い、すべての投資家に適しているわけではありません。過去の実績は将来の結果を示すものではありません。
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