ユーロドルは窓埋め後に上昇、米ADP雇用統計に注目【2024年7月3日】
ファンダメンタル分析
本日は米市場が早引け、米ADP雇用統計に注目
米求人数は予想外の増加、米雇用者数が減少しているかがポイント
ドル円は161円台半ばで推移、上昇トレンドは継続
ユーロドルテクニカル分析
日足のユーロドルを分析する。大きなトライアングルを形成しており、大きな視点で見ると、高値が切り下がり、安値が切り上がっている。全体の最終部分に間もなく到達しようとしており、何らかのきっかけで上下のどちらかに振れる可能性がある。
きっかけとなりそうなイベントは、仏選挙の決選投票だ。極右政党が過半数を獲るのかに関心が集まっている。極右内閣阻止のため、左派と中道派が候補を一本化して対抗しようとしている。
ユーロドルは選挙まで不安定な動きとなりそうだ。7月7日の日曜日に決選投票が実施される。来週の週明けは、大きな窓開けに注意が必要。
【ユーロドル/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
1時間足のユーロドルを分析すると、週明けに大きく上昇した後、窓埋めの動きをしており、一度は下落した。しかし、その後になって、再度上昇している。
相場にとって、最も懸念されるのは「将来の不確実性」だ。極右政党が与党となった場合、どんな政策が実行されるのか予測が難しい。これはユーロドルにとって売り材料となる。
今週末の決選投票までは大きくは動きづらいだろう。デイトレード方針としては、押し目買い。1.0720ドルで買い、1.0770ドルで決済。1.0708ドルでストップとする。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
1.077ドル・・主要な抵抗線
【ユーロドル/1時間足】
市場センチメント
EURUSD 売り:56% 買い:44%
今週の特集通貨ペア(NZDJPY)
ニュージーランド円は続伸している。上昇基調は健在だ。本日はADP雇用統計があり、やや慎重姿勢が優勢となる可能性があるものの、基本的には上昇が継続すると考える。オセアニア通貨ペアはトレンドが長期間継続しやすい傾向があり、今回も大きなイベントやファンダメンタルの変化がない限り、100円を目指して上昇すると思われる。引き続き押し目買いを意識して上目線でトレードしたい。
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間日銀短観大企業業況判断8:50米ADP雇用統計21:15米失業保険申請件数21:30米ISM非製造業雇用指数23:00米原油在庫量23:30FOMC議事要旨翌3:00
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。
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