バイデン大統領が撤退表明、ドル円相場に影響はあるか【2024年7月22日】
2024年7月22日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- バイデン大統領が選挙撤退表明、副大統領ハリス氏を後継指名
- 相場は複雑な動きが予想される、世論調査に敏感になるか
- 投資家はトランプトレードを想起、ドル高になりやすいか
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル得4んは90日移動平均線で支えられているものの、危うい状況だ。年初来から継続していた上昇チャネルを下方向へブレイクアウトしたことはテクニカル分析において大きな意味を持つ。上昇チャネルが抵抗線となって機能していることが確認されれば、より一層円高が意識される。
雲が下値に控えており、90日移動平均線を割って安値を更新するかどうかが今後の焦点となる。月末の日銀会合も意識されるだろう。
日銀会合では国債の大幅減額と利上げが期待されている。どちらかが期待外れとなった場合、円安になる可能性を十分考慮に入れたトレード計画をしたい。
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円は上値が重くなっている。157.80円より上値では売り圧力が強く、高値が切り下がっている。155円台では買いが強いものの、158円台では売りが強くなっているようだ。
デイトレード方針は非常に難しい。本日は不安定な動きとなりそうだ。やや深いが156円割れになれば、一度買ってみたい。直近安値である155.65円を割れば、ストップとする方針。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
155.65円・・直近安値
市場センチメント
USDJPY 売り:73% 買い:27%
今週の特集通貨ペア(USDCHF)
米ドルスイスフランはダブルボトムを形成中か。0.8830フランが支持線として機能しており、反発している。今後の焦点は0.8830フランを割り込めるかどうかだ。52日移動平均線が90に移動平均線を下回っており、下落を示唆している。MACDを見ると、同じ価格水準でも谷が浅くなっている。ダイバージェンスが出現する可能性もある。
直近では一目均衡表の転換線が抵抗線として機能するのかに注目したい。
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
ユーロ圏財務相会合 | 19:00 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
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シュウ・フジヤス・ジュニア氏のインタビュー記事
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