ユーロドルは1.10ドルを割り込む、米金利上昇でドル高【2024年10月8日】
2024年10月8日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- ユーロドルはダブルトップを形成しネックライン割れ
- 原油価格が高騰、イスラエルとイランの対立激化を懸念
- 米10年債利回りが4%に上昇、株価の重し
ユーロドルテクニカル分析
ユーロドルの日足チャートを分析する。ユーロドルはダブルトップを形成し、1.10ドルのネックラインを割った。ネックラインを割った直後は「リターンムーブ」と呼ばれる動きがあり、ネックラインがレジスタンスラインに転換しているかを相場は確認しようとする。
現在は90日移動平均線が支持線になっており、1.10ドルのレジスタンスラインに、ローソク足が挟まれている状況だ。
ネックラインで反落し、90日移動平均線を割り込めば、買いポジションのストップロスが発動し、大きく下落する可能性がある。米10年債利回りが4.0%台になり、ドル高になっている。今週の米CPIや要人発言に注目したい。
デイトレード戦略(1時間足)
ユーロドルの1時間足チャートを分析する。ユーロドルはラウンドナンバーが強く意識される。1.10ドルと1.0950ドルがレジスタンス・サポートラインとして機能している。1時間足だけを見ると、レンジ相場になっており、エントリータイミングがつかみにくい。
日足の動きを総合的に考えると、1.10ドル付近に近づけば、売ってみても良いと考える。
日足で90日道平均線を割ったタイミングが売りエントリーシグナルとみなせそうだ。1.0950ドル割れに注目したい。1.095ドルを割り込んだら、積極的に売りたい。決済は1.090ドル付近。1.10ドルを再び上回れば、ストップロスとする。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
1.10ドル・・ラウンドナンバー/ネックライン
1.0950ドル・・直近安値
市場センチメント
EURUSD 売り:18% 買い:82%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
日本家計調査・消費支出 | 8:30 |
豪金融政策委員会議事要旨 | 9:30 |
ボスティック委員講演 | 翌1:45 |
ドイツ連銀総裁講演 | 翌2:00 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
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