ゴールドは反発して2日続伸、米金利が節目水準に到達【2024年10月14日】
2024年10月14日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- 米10年債利回りが上昇、米金利は節目の4.10%に上昇
- 米金利据え置き論が浮上、雇用統計とインフレ率が予想以上
- ドル円は149円台半ばに到達、150円台にトライする可能性
ゴールドクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは28日移動平均線で反発していることが確認できる。ローソク足に注目すると、包み足を形成して2日続伸している。
奇妙な動きだが、米金利も上昇していると同時に、株価指数も史上最高値を更新している。
通常、金利と株式は逆相関の関係にあり、金利が上昇すると株式市場は下落し、ゴールドにも売り圧力がかかる。
ゴールドの月足や週足を確認すると、過熱感が出ていることは否めない。反落の可能性に注意が必要だろう。しかし、中東情勢の緊張による安全資産の需要や季節的なアノマリーが重なり、買われやすい時期ともなっている。トレードをする際には慎重になりたい。上昇チャネルを形成しており、2700ドル台にトライする可能性もある。RSIは50で反発しており、押し目買いの強さを示唆している。
デイトレード戦略(1時間足)
1時間足のゴールドを分析する。1時間足を見ると、直近高値を更新しており、下落の動きを全戻ししている。200移動平均線が支持線として機能しており、押し目買いの強さが感じられる相場だ。
ADXを分析すると、ADXは30を上回って推移。+DIは下落。難しい相場だ。
デイトレード方針は買われすぎ相場を売ってみたい。2688ドル、2701ドルの2つの目安で逆張り売りをしたい。利益確定は2640ドル付近とする。上昇チャネルを明確に上回ったら、ストップとする。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
2685ドル・・直近高値
2613ドル・・月足支持線
市場センチメント
XAUUSD 売り:62% 買い:38%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
OPEC月次会議 | 20:00 |
ウォラーFRB理事講演 | 翌4:00 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
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