米金利が上昇中、ドル高が強まりドル円は150円にトライ【2024年10月16日】

2024年10月16日

Markets Analysis

ファンダメンタル分析

  • FRB理事も利下げに慎重姿勢を示唆、小幅に政策実行とコメント
  • 米株価指数が最高値更新を継続、米金利も上昇

ドル円テクニカル分析

ドル円の月足チャートを分析する。12(1年)、24(2年)、120(5年)移動平均線をチャート上に表示している。ドル円は150円を目前に控えており、1年の移動平均線が抵抗線として機能しており、2年移動平均線が支持線として機能している。様子を探っているようだ。

RSIが50で反発しているとが確認でき、押し目買いがはいったことが分かる。フィボナッチリトレースメントを描画すると、38.2%で反応しており、大きく反発している。

11月に米大統領選も控え、ドル高が続きそうだ。RSIが50で反発していることを考えると、12移動平均線を上抜けすれば、再度152円付近まで上昇する可能性も否めない。

【ドル円/月足】

スイングトレード戦略(週足)

ドル円の週足チャートを分析する。ドル円は52週移動平均線が抵抗線として機能している。ドル円は直近の大きな上昇トレンドの61.8%の押し目で反発。38.2%を上回って現在は推移している。

RSIも50に到達しており、下落基調から中立の基準になった。上昇の勢いは弱くなっているが、反落するかどうかは分からない。

スイングトレード方針は、現在のところは戻り売りとしたい。150円半ばまで上昇すれば、売り圧力がさらに強まると考える。152円になった段階でストップ。決済は142円付近とする。

【ドル円/週足】

サポート・レジスタンスライン

今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。

150.20円・・12月足(1年)移動平均線

148.50円・・週足フィボナッチ50%

市場センチメント

USDJPY 売り:64% 買い:36%

本日の重要経済指標

経済指標やイベント日本時間
安達日銀理事講演10:30
英消費者物価指数15:00

Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)

認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得

FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。

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