ファンダメンタル分析

• 米金利が4.2％台に上昇、米金利上昇でドル高相場が顕著に
• ドル円は153円を上回る、日米金利差を意識
• ゴールドも史上最高値を5日連続で更新

ユーロドルテクニカル分析

ユーロドルの日足チャートを分析する。ユーロドルは200日MAを明確に割り込み、ユーロ売り相場が継続している。為替相場全体でみられるが、米金利上昇によるドル高が継続しており、1.08ドルのラウンドナンバーを割り込んだ。ボリンジャーバンドの-1σ線と-2σ線の間を推移しており、下落のバンドウォークが発生している。

米大統領選が近づき、トランプ氏優勢の報道が流れている。ハリス氏もトランプ氏も積極的な財政出動を掲げており、どちらが当選しても、米インフレ率が再度上昇するのではないかという見方から金利上昇となっているようだ。

過去の重要な安値である1.0777ドルが意識されている。この価格帯を下抜けすると、1.07ドルのラウンドナンバーを目指す可能性がある。

デイトレード戦略（1時間足）

ユーロドルの1時間足チャートを分析する。1時間足ではボリンジャーバンド+3σ線にタッチしており、小反発している。調整はあると予想されるが、相場全体のドル高基調は変わらないだろう。ECBは直近の会合でも利下げを実施したが、FRBは利下げどころか金利据え置きの可能性が高くなっている。

ただ、市場センチメントをみると、明らかに売られすぎな相場だ。日足RSI（14）も、23となっており、短期的には反発しやすいだろう。

戻り売りで臨みたい。デイトレード方針は戻り売りで1.08ドルでエントリーもしくは10日移動平均線で売り。1.088ドルを上回ったらストップ。決済は1.07ドルを想定する。

サポート・レジスタンスライン

今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。

1.0850ドル・・10日移動平均線

1.08ドル・・ラウンドナンバー

1.07ドル・・ラウンドナンバー

市場センチメント

EURUSD　売り：9％　買い：91％

本日の重要経済指標

Shu Fujiyasu Jr.（シュウ・フジヤス・ジュニア）

認定テクニカルアナリスト（CMTA）取得
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