ゴールドは2500ドル台を維持、米利下げ期待が高まる【2024年8月27日】
ファンダメンタル分析
米FRB議長は利下げ支持、多くの連銀総裁も金利調整支持
ゴールドは2500ドル台、転換線に支えられる
安全資産として買われているか、中東情勢が混迷
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは米利下げ観測が高まったことで上昇基調となっている。一目均衡表の転換線が支持線となって、2517ドル付近で推移している。2500ドル台での推移が続いており、利下げ期待が高まっている状況ではゴールドに資金が流れやすい。
2500ドル台は1つの節目となる価格帯であるため、抵抗も強いが、緩やかに上昇すると予想する。2550ドル付近が1つの目標上値となりそうだ。
【ゴールド／日足】
デイトレード戦略（1時間足）
1時間足を見ると、ボラティリティが減少している。夏休暇でもあるが、やはり米雇用統計待ちとなっているのだろうか。FRBは利下げ姿勢を鮮明にしており、後は米経済がどこまで弱くなっているのかを確認する段階。AIブームで株価をけん引したエヌビディアの決算や米雇用統計が焦点となる。
デイトレード方針としては押し目買い。2480ドルでは積極的に購入したいが、2505ドル付近でも押し目買いできると考える。決済は2550ドルとする。2480ドルを明確に割り込めば、一度ストップとする。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
2550ドル・・フィボナッチエクスパンション100％
2480ドル・・フィボナッチエクスパンション61.8％
【ゴールド／1時間足】
市場センチメント
XAUUSD 売り：61％ 買い：39％
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間ドイツGDP15：00米消費者信頼感指数23：00
Shu Fujiyasu Jr.（シュウ・フジヤス・ジュニア）
認定テクニカルアナリスト（CMTA）取得
国際認定テクニカルアナリスト（CFTe）取得
FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。
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シュウ・フジヤス・ジュニア氏のインタビュー記事
国際認定テクニカルアナリスト、シュウ・フジヤス・ジュニア氏に独占インタビューしました！Vol. 1
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