ゴールドは反発して上昇、米雇用統計に注目が集まる【2024年9月6日】
2024年9月6日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- 米ADP雇用統計は予想を下回る、米ISM統計は上回る
- 利下げ観測が高まりゴールドに上昇圧力
- 本日の米雇用統計に注目、失業率に関心が集まる
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは28日移動平均線が意識され、フィボナッチエクスパンションの61.8%で反発した。28日移動平均線付近に接近した際に、たくり線が出現しており、押し目買いが入ったことが示唆されている。61.8%が明確に意識されたことで、100%に向かって上昇する可能性が高いと考える。
100%に該当するのは2550ドルだが、まずは2531ドルの高値更新がポイントとなりそうだ。RSIは59であり上昇の余地はある。MACDはシグナル線を上回ったときがポイント。上回れば新規買いも出てくるため、上昇に勢いが付きそうだ。
本日の米雇用統計次第なので、ポジション管理には十分注意したいが、基本的には上昇目線である。
デイトレード戦略(1時間足)
ゴールドの1時間足チャートを分析する。ゴールドはGMMAを見ても分かるように、緩やかな上昇となっている。28日移動平均線が意識されており、直近の上値目標は、直近高値2531ドルと予想する。RSIは61であり、上昇の余地はある。
2531ドル、2542ドル、2550ドルが今後の抵抗帯となる価格の予想だ。
デイトレード方針は買い。米雇用統計では、弱い数字となりそうだ。求人数が減少しており、ADPも弱い。そうなると、米雇用統計も弱い数字が出る確率が高いと判断する。ただ、発表前にはポジションを持たない方針。
日中は買い目線、雇用統計後も様子を見ながら買い目線としたい。最終決済目標は2550ドルとする。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
2531ドル・・直近高値
市場センチメント
XAUUSD 売り:71% 買い:29%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
日本家計調査・消費支出 | 8:30 |
EU国内総生産 | 18:00 |
米雇用統計 | 21:30 |
カナダ雇用統計 | 21:30 |
FRBウォラー氏講演 | 深夜0時 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
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