ユーロドルは上昇、下降トレンドラインをブレイクアウト【2024年8月14日】
ファンダメンタル分析
英雇用統計が非常に悪化、失業保険申請件数は13万5000件
ユーロドルも連動して上昇、テクニカル的に重要局面
明日の米CPI待ち、CPI発表までは慎重な取引が必要
ユーロドルテクニカル分析
ユーロドルは下降トレンドラインを上抜け、1.10ドルに迫っている。執筆時点では1.0995ドルとなっている。すでに1.10ドル突破を試したが、一度失敗している。今回は2回目の挑戦となる。
直近高値はまだ更新していないが、時間の問題と思われる。市場センチメントを見ると、売りポジションが多くなっており、調整があるかもしれない。注目ポイントは下降トレンドラインが支持線として機能するかどうかだ。
支持線として機能することが確認できれば、1.1150ドルを目指して上昇する可能性がある。
【ユーロドル/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
ユーロドルの1時間足を分析する。急激な勢いで上昇しており、1.10ドルのラウンドナンバー付近で攻防を続けている。ココの高値で買うべきか迷うかもしれない。慎重タイプのトレーダーは下降トレンドラインが支持線となったことを確認してからのエントリーがおすすめ。
デイトレード方針は押し目買い。エントリーは下降トレンドラインでの反発。決済は1.1059ドル。1.0975ドルで決済したい。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
1.10ドル・・ラウンドナンバー
1.113ドル・・過去の高値
【ユーロドル/1時間足】
市場センチメント
EURUSD 売り:88% 買い:12%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間特になし–
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。
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シュウ・フジヤス・ジュニア氏のインタビュー記事
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本分析は教育目的のみであり、投資助言ではありません。外国為替およびCFD取引には大きなリスクが伴い、すべての投資家に適しているわけではありません。過去の実績は将来の結果を示すものではありません。
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