ユーロ圏CPIが2%付近、大幅利下げ観測が後退【2024年11月1日】
2024年11月1日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- ユーロドルは2日続伸、ユーロ圏CPIは2%で9月の1.7%よりも上昇
- ECBによる大幅利下げ観測が後退、ユーロの買い戻しの動きにつながる
ユーロドルテクニカル分析
ユーロドルの日足チャートを分析する。ユーロドルは10日移動平均線を上回り、26日移動平均線付近に上昇している。EU圏のインフレ率が2.0%と発表され、9月の1.7%よりも上昇。市場予想も上回った。そのため、大幅利下げ観測が後退し、ユーロの買戻しが進んだと考えられる。
RSIを分析すると、30を上回り、48付近で推移する。RSI=50になると、戻り売りが強まる反落ポイントとなる。26日移動平均線が抵抗線として機能するかに注目したい。
デイトレード戦略(1時間足)
ユーロドルの1時間足チャートを分析する。ユーロドルは26移動平均線で反発。上昇トレンドラインに沿って上昇しているとみなせるだろう。RSI(14)は64となっており、堅調な上昇基調を維持する。
1.089ドルは日足の26日移動平均線が控えており、やや強い抵抗線となりそうだ。戻り売りが強まる可能性もある。
デイトレード戦略では、1時間足のRSIが70を上回り、再度下回ったタイミングでのエントリーを検討したい。1.09ドル付近で売りエントリー、1.085ドルで決済、1.0925ドルでストップとする。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
1.09ドル・・ラウンドナンバー
市場センチメント
EURUSD 売り:19% 買い:81%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
米雇用統計 | 21:30 |
米ISM製造業購買担当者景気指数 | 23:00 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
FX1万円チャレンジ情報はこちら
シュウ・フジヤス・ジュニア氏のインタビュー記事
国際認定テクニカルアナリスト、シュウ・フジヤス・ジュニア氏に独占インタビューしました!Vol. 1
国際認定テクニカルアナリスト、シュウ・フジヤス・ジュニア氏に独占インタビューしました!Vol. 2
国際認定テクニカルアナリスト、シュウ・フジヤス・ジュニア氏に独占インタビューしました!Vol. 3
国際認定テクニカルアナリスト、シュウ・フジヤス・ジュニア氏に独占インタビューしました!Vol. 4
国際認定テクニカルアナリスト、シュウ・フジヤス・ジュニア氏に独占インタビューしました!Vol. 5
国際認定テクニカルアナリスト、シュウ・フジヤス・ジュニア氏に独占インタビューしました!Vol. 6
国際認定テクニカルアナリスト、シュウ・フジヤス・ジュニア氏に独占インタビューしました!Vol. 7